panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

午後中眠る南から帰った男


  東京に出ようと思っていたのだが、無理だった。午後は寝ていた。
  ホテルは立派で、窓もある。うれしい。マジックミラー状で三角に突き出した窓からは左に本土の九龍側の摩天楼、右は香港島側の建設現場がみえる。ほとんど同じ金額で一方では窓のない部屋になることもあり、今回のようなこともある。不思議なHIS。次の写真がその九龍側をみたところ。

  行ってすぐ気になるのはビルであるが、ビジネス用の摩天楼と生活住居用の摩天楼が接続しているのが香港なのだ。これはやはり異様だ。果たして外部の音からの遮蔽はできているのか。部屋も狭そうだし(日本人には云われたくないか)、一度内部をみてみたいものである。
  しかもビルの修復の足場は竹製である。これはジャッキー・チェンの映画でおなじみだが、十階こえても竹なのである。エコだから使っているわけではなく、竹より人命が安いに違いない。まるでモスラが吐いたマユのようである。