panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

伊勢志摩駆け足旅


  今日は職場に行かなくてはならないが、移動疲れで午前中ながらもう一度少し眠って頭をすっきりさせたいと思うけれども、ボーとしており、ブログでも書いて、午後から出勤することにしたい。
  考えてみれば昨日は月の第一日目だった。関東大震災の日。もう100年もすれば、どの日もどの日も記念日になって、うちの母(ただし実母。養母はいない)のように、月命日で日々の生活行動が律せられるようになるかもしれない。クワバラクワバラ。
  ともあれ伊勢で神宮(内宮・外宮)に参詣し、これがメインなのであとは観光につとめ、鳥羽で御木本真珠島の海女さんの実演とそれをみていた堺マサアキ(いわゆるひとつのマチャアキ)をともに見学し、松井真珠本店で映画トラさんの舞台を確認し、大アサリを野趣あふれる屋台で食べ、志摩では志摩観光ホテルを望むホテルの部屋から英虞湾の絶景を眺めて帰って来た。
  あまつさえ昨日は志摩観光ホテルのザ・クラブまで出向いて、今年のサミットで8人の首脳たちが円卓を囲んだ喫茶室で、ケーキセットにまで挑んだ。〆て3千円。うーん。痛い。
  ただしその前には、あの狭い賢島で(車で)遭難しかかったりしてもおり、何のためのナヴィシステム?などと悪態をつくのだが、考えてみればナヴィ自体の誘導で窮地に陥っており、したがってこの電子支配の時代に電子器具に対抗して奇跡の生還を果たしたともいえ、したがってその知的軌跡をかえりみれば、疲れきってはいたが、サミット的凱旋気分で珈琲にありつくのでもあった。むべなるかな。そしてここが『華麗なる一族』の舞台かと思うと、加齢化した我輩の感慨もひとしおである。この小説・映画は我輩の大学時代のものなのである。
  写真は部屋から。リゾート向けのホテル最上階プランを家人1が選んでおいた。
  ところでまだ頭の疲れはとれず、全身に血が十分にまわっていない。うーん。うーん。

  喫茶室。