panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

我輩は丸の内ビルがわからなかった


  今日は昔の若人たちと昼を一緒にすることになっていたが、雨男、我輩の前に立ちはだかる春一番の強風豪雨。コートはすっかり濡れ、しかも異様に暑いので、苦しい。その結果、東京駅で降りるところを新橋で降りてしまい、あまつさえ東京駅丸の内南口、丸ビル横の「コーチ」の店の横という待ち合わせ場所を完全に間違えてしまう。
  というか丸ビルがどれかはっきり認識していなかったのである。新丸ビルはわかっているのに、改めて丸ビルを探すことに手間取った。我輩が東京に出てきて30年。なんというふがいない状況であろうか。・・・しかしそのそもそものコーチがコーチの店を閉じていたわけであって、したがってその横の背の高いビルを丸ビルとして認識できなかったということでもある。その待ち合わせの飲食店の案内にコーチの横と出ているのである。だから我輩はコーチをすべての準拠点としようとしていたのである。それが間違いのもとだった。でもこれって、我輩がすべて悪いのだろうか。でも丸ビルといえば、先月もその前のホテルで社交したのになあ。なんとしても東京の都会人としての我輩の盲点なのであった。というより、東京の都会人ではなかったということであって、、、、。
  ということを書きたいわけでなく、この嵐のなかご苦労にも集合いただいた方々に哀悼の、じゃない、我輩はまだ生きている!、そうではなく深く感謝を述べるということが主眼なのだ。そして、いま述べたのである。初志貫徹。