panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

アーノンクール、引退表明をしていたのか

http://tower.jp/article/feature_item/2013/03/08/11...
  新聞をとっていないので知らなかった。ブーレーズが亡くなったという報道の片隅に先月、アーノンクールが引退したというニュースがあった。モツ君の交響曲を再録したりして絶好調ともいえたが、とうとうやめたのか。・・・では小澤はいつなのか。永六輔みたいに現役にしがみついたりしないでほしい。側近は勧告しないのだろうか。
  昨日の今日なので、職場にはいけなかった。ノロ状の症状で正月臥せっていた身には連続して外出することもできない。それでも気分転換に外に出てみたほうがいいかと考え、ブックオフに行ってみた。ほほほっ。自分の本が2冊並んでいて、今回は960円。前回は108円で出ていたので、悔しさのあまり、思わず買ってきた。今回はなんか気分がいい。いずれもう一方の棚に並んで108円になるだろう。そもそも960円は高すぎる。
  ばったり倒れていたので体力がますます落ちたが、気力だけはと、数日前にモツ君の古い録画、『魔笛』を探してみてみた。指揮がまたムーティなので志気は落ちるが、相も変わらずやはり魔笛は大道芸的なセッティングである。ウィーン・フィルが演奏しているが、舞台はほとんど幼稚園のクリスマス会を呈する。
  『ドン・ジョヴァンニ』のほうが見る分にはまだいいのかもしれない。ただ暗いオペラだし、半分くらいしか見ることができない。あきるので。魔笛も飽きて、3幕まではいかなかった。
  我輩って、すぐ飽きるのではないか。・・・自分と長年つきあってきて、とうとう秘密のあっこちゃんに遭遇したかもしれない。飽きっぽいのか。うーん。ま、日本の日常には厭き厭きしていることは事実だが。でもアラブには行きたくないし、南米で数日間命を維持する能力があるとも思えない。東南アジアは暑いし、中国韓国はなぜ行く人がいるのか想像すらつかないし、どうしたらいいのか混乱するなあ。−−−そしてハワイはいまのところ論外なのである。すまんね。