panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

日本のアジアの旅から帰るが、暑い!----東京に驚く


  もう夏は終わっているものと錯覚して、昨日秋田新幹線こまちから一歩出ると、とたんに東京駅頭の暑さに呆然とした。呆然というよりも、崩れ落ちそうになった。なぜこうも暑いのか。暑いはずの秋田は夜は上掛けが必要だった。函館では長袖を出してきた。異常な街だなあ。東京は。
  帰宅して夜は大曲の花火大会をNHKが実況しているのでちょっと見る。まさにそこから帰ってきたのだが。昼の角館のそば屋の店員も帰京するというとびっくりしていたようだが。でもとくに花火に関心はない。自宅マンションの6階からマンション花火大会の花火をまじかでみているほうが性に合っている。昨夜はこちらの花火大会だったのである。
  ということで、秋田も函館も、いわばアジアだということに今回くらい直面したことはなかった。秋田は田沢湖周辺は砺波平野の防風林のような景色がそこかしこにつづき、まさに桃源郷。家も大きい。数本の杉の大木を控えた孤立した家々を遠望したときは、何かこれまでの人生において大きな失敗をしてきたようなやるせない感情に襲われた。
  ということで書くべきことは多いが、まずは帰京した。