panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

しゃべりつかれる


  午前中から人前でしゃべること、3回。仕事である。帰宅してくたくただった。外は暑い。正装に近いので、昔ならもっと辛くて絶望的な気持ちになったろう。東京を呪ったかもしれないが、最近は違う。
  東南アジアで慣れたのではない。くりかえすと。そうではなく、この苦しさ、暑さが人生の一齣一齣として生きていることの実感になっているわけである。うーん。老人?・・・アコム?、と書く手も弱々しい。やはりこの炎天下。着ぐるみをきて、握手する人もいたようだが、人生は短い。せいぜい苦しさのなかに生の充実感を味わっていただきたい。
  ほぼ毎日ヤフオクの落札時刻がある。大体夜10時半くらいになっているが、もう本はやめて、CDを落札しようと思うのだが、ライバルはいる。ゲーベルの世俗カンタータ(バッハ)のを一枚入手したが、こんなのがあったんだなあ。
  知らないことばかりである。鶴見良行著作集がオークションに出ないか待っているが、日本の古本屋では3万円以上。周永康一族から援助金が入れば、何千セットも買えるが、鶴見の本が何千セットも出たわけではあるまい。