panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

夕暮れ時のリンツ


  とくに今日は書くことはない。それにリンツオーストリア)にいるのではなく、ただ薄らぼんやりとリンツを聴いているだけだ。モーツァルトの36番。
  広上淳一指揮のノールショピン交響楽団で(スウェーデンのはず)。管楽器が頻繁(ひんぱん。某漫画愛好元首相現副首相は読めなかった言葉である。はんざつ、、、じゃねえーよか、下町でなら)に突出するので胸がすく思い。クレンペラー木管的音響とは違う。どっちもいいわけだが。去年は授業でクライバーのなよなよ指揮を映写したのもリンツ。どうてことはなく、ただ秋だったから。ところでこのCDの画像を探しているのだが、見つからない。リンツ城を掲載しておく。ブルックナーでもいいわけだが(出身地)。・・・しかしそれにしても全体のバランスを崩しているのでは。この金管たちは。でもなんだか、スッとするから不思議であるなあ。しかもこれがリンツなのか。
  明日からちょっち休止である。富士山麓に行ってくる。おっと。お察しの通り、我輩は富士山愛好家ではない。富士山が呼んでいるのでもない。ただそこに富士山があるからであって、できればもっと北に飛んで、世俗から完全切断されたい。風雪流れ旅。しかし考えるまでもなく、我輩の仕事の対象は世俗のなかでももっとも世俗的な事柄に関係している。あっと驚くタメゴロウ、、、かあああああああああああああああああーあ。
  ウィキによれば、リンツをモツ君は4日で作曲した。天才の証だということである。・・・さもありなん。27歳の天才に今日も救われる。
  聖フローリアン教会は有名なリンツの教会である。豪華であるね。ブルックナーはここのオルガニストだったはずだが。