panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

捨てられたディドーネ


  蒸し暑いためにとうとうこの後に及んで、風邪を引いたかもしれない。だからできるだけクーラーをつけないで、襟のある服を着て、汗ばみつづけている。薬も飲んだ。汗を出して、苦境を乗り切りたい。苦しいのではないかと思うが、ずばりそうでもない。
  didone abbandonataと入れるとユーチューブではさまざまな作曲家の名前が出てくる。ポキがいま欲しいのはレオナルド・ヴィンチだが、これってCDはこれだろう。

  ユーチューブはバロックオペラの宝庫だ。

  ここではプリーナが似合わない服装で独特の声を出している。CDはもっているが、やはり動く画面もあったほうがいいわけで。
  ということで苦しいときのバロックオペラ頼みというのは、いまや21世紀の新しい風習である。

                                                                                                                        • -

  フィリピンへの服装だが、こういうのが一番よろしいのではないかと思う。学ぼう、ドゥテルテを。ドゥダメルではない。それは南米の指揮者。


  ポキは今回はじめて古着をかってきた。一枚200円。何枚か買ったが、あっちで捨ててくるつもりで、こういう、クリーニング屋に出すと、オープンシャツとしてワイシャツの二倍以上もとられる、肌につかない、軽い、パサパサしたやつである。もう東南アジアできちんとした格好するのは嫌なので。高級ホテル会食のために、しかし、一枚だけ普通のシャツをもった。この辺、個人的通信。
  いずれにして黒い服は蚊が寄ってくるからよくない。何がいるか分からないのだから、危険は避けたい。U字工字ではないのだから。今日見たアマゾン特番にはやはり心が躍るが、現実的に考えると躍らない。踊ってはいけない。アマゾンみたいに毒蛇はいないだろうが、日本人やくざはいるかもしれない。それが、ザ・フィリピンだ。・・・? 日本人やくざは日本が本場だった。