panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

日本俳優の原点、常田富士男死す


  オジと同じ年だったか。81歳。ポキの小学生の頃から、テレビの脇役俳優で、圧倒的な存在感と不気味さを漂わせて、しまいに「トリック」のような土俗的な番組では因習的な農民を演じ(きっと)、都会派のドラマでは売れないがタフな雑誌記者のような役回りで、いつも俳優って怖いと思わせていた大俳優が亡くなった。
  市原悦子がコメントを寄せている。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180719-00000133-asahi-soci
  このバカ陽気のなかで訃報に接し、まことに悲しい。考えてみれば、田舎の芸能通、つまりわが母だが、と一緒によくテレビをみていたが、ポキがいまやこんなに教養のある人間になった背景には明らかにテレビがある。さあ、テレビをみよう。と、これを読む若人に声を大にしていいたい。ドラマ以外は日本のテレビには学ぶべき点が多々ある。・・・多々あるあるよ、と、これを読んでいないはずの中国若人にすら、いいたいのである。