panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

四天王の一角、崩れる


  職場で女どもが、あ、まずい、女性蔑視で訴えられるかも、しかしそういう輩が、あ、まただが、面倒だからこれでいいことにしよう、というわけでそういう騒ぎがあって、知った。西城秀樹が亡くなったのであった。
  考えてみると、おそらく日大アメフト部監督と秀樹は同級生である。一方は暴力団みたいだが図太く生きており、他方はアイドルらしく可憐な年齢?で死んでいった。
  郷ひろみ野口五郎と御三家と呼ばれた西城秀樹だが、三人は同級生だった。そしてポキも同級生だから、ポキをいれて四天王と呼ばれるべきところ、ポキは芸能とは無縁で、いまにいたっている。しかし心では新御三家+ワンということで四天王であった。
  明日からはポキが御三家に入って、新生トキオ、じゃなくて新生御三家となるに違いない。惜しむらくは、ポキが新しいメンバーとなったことを多くの人々が知らないことである。
  ただぜひ知らないでいてほしい人たちもいる。郷と野口である。
  とやたら空想の羽は広がるが、三人のなかでは西城先生が一番好きだったポキは、頭を振りすぎて脳梗塞となり、そして死んでいったというように西城秀樹の逝去を捉えている。だから職業に殉じた死、戦死なのだ。・・・すべからく戦死者には沈黙そして合掌。
  ポキの一番好きなのは「薔薇の鎖」である。レコードも買ったと思う。思い出してきたが、出てきたときは三人のなかで一番地味だった。だんだん人気が出てきたような印象だった。田舎の青年風情だったのである。でももっともスターらしいスターになった。