panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

ブレードランナー的幻惑



  朝、今日は若人のコンパがあるので、電車できた。朝早くから電車できたのはここしばらく記憶がない。品川駅を黙々と歩いていると、中国語で延々と駅の説明が流れてきた。そして、ポキのまわりはただ意識を失ったごとく家畜よりも大人しく歩く人びとの群れ。
  これはSFの傑作映画ブレードランナーのはじまりのロサンゼルスの場面を彷彿とさせるものではないか。ただかなり清潔でより機械的な情景という点で違いはあるが、この中国語の音がはっきりいって未来的に響くとともに、相当神経にさわる。こんなに長い外国語をアナウンスする必要があるのだろうか。いい加減にしてほしいと思う。英語で十分だろ?英語は未来的に響かないし。
  日本もああいう世界になっていくのだろうか。月日のたつのは早いし、変化は恐ろしい。例を二つあげておいた。では、こちらは少ししたら仕事でしゃべってくるぞ。
  なおポキのスマホはよく死んでいる。電池が届くのは2週間後だから、愛想のないことになっているのかもしれない。よろ。