panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

疲れると眠くなる


  疲れると眠くなる、というのは老人の証拠である。なぜならポキは若いころ疲れても眠くなったことはあまりないからである。しかるに大体、火曜と木曜日はいつも、職場の自室で、また帰宅した自宅でひと寝入りしてしまう。今日は木曜日。木曜5時に夢中の録画をみながら寝てしまった。一週間で最大の楽しみなのに。
  何をかいわん。イワンのバカ。イワンの馬鹿を知る人はもう引退しているだろう。
  ハッセを歌うチェンチッチ。この曲は彼のロココというアルバムの第一曲目だが、CDで聴くと実に天国的だ。ハッセやグラウン兄弟などドイツの前古典派には文明の中の素朴さがある。優美さの中の健気さといったものが。そこがヴィヴァ君などのイタリア系との違いである。いま、ポキはこのハッセの第一曲目にはまっているのである。