panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

テルモドンテのエルコレ


  エルコレ(ercole)で入れるとなぜかヘラクレスの映画が出てくると思う人は正しい。エルコレはイタリア語のヘラクレスだ。ポワロもイタリア行けば、エルコレ・ポワロと呼ばれるだろう。ポワロ自体が別の云い方になるはずだが。
  届いた「ロタリア」をみて驚いた。これはヘンデルだった。ヴィヴァ君は「エルコレ」のほうだった。ファビオ・ビオンディの指揮だが、歌い手がすごいの一語につきる。ようやく発見されたこの曲の楽譜をもとに結集した感じ。その前にアラン・カーティスも演奏を売り出していたが、カーティスのにはDVDがある。DVではない。DVのオペラって何?
  超絶技巧のジュノー、ディドナート(いずれもアメリカーノ)、チョーフィ(イタリア人)、ディアナ・ダムラウ(ドイツ人)に、ロミーナ・バッソジャルスキーカウンターテナー)とトピ・レティプー(最後の二人は男)という具合。
  これほど豪華版だとは思わなかった。でも掲載したユーチューブで聴ける。まさにこれが今回入手したものと同じ演奏。どうしたもんか。中古で今日は4000円(二枚組全76トラック)。なのにポキは880円で買った。送料は350円くらい。
  少し威張ってみたが、これが威張ることになるのか。そういう意識はないが、すぐ威張っていると思う人がいるので、あえて書いてみたが、成功者の集まる会合だといつもヘリクダリ競争でいやになるわけだが、そもそもそういう会合に呼ばれないから、成功者でもないわけで、なんかうれしい。
  今日は約束を破って閉居したが、ま、体調はよくなった。季節はひどい。