panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

インフル注射が普通


  昨日は父(ただし実父。養父はいない)の命日で、母(ペンネーム百合子)は甘納豆入りの赤飯を炊いた。もちろん他にも法事でつくるべき料理は多く、よくやってるなあとか感心するが、しかしコメントが感心しない。
  前にも云ったように、甘納豆入りの赤飯は青森と北海道でだけ炊かれる赤飯である。したがって通常はうちでも普通の赤飯なのである。しかもペンネーム百合子はなにを隠そう、甘いものがそれほど好きではない。だから普通の赤飯ばかり炊く。しかるに我輩ことポキは甘いものが好きである。
  かくして初めて炊いてみたけど、悪くないと電話口で母が云うのである。愕然。実は何度も我輩ことポキの要請で甘納豆は入れたことがあるのだ。それを完全に忘れている。
  こうして疑惑がわいてくる。ボケたのだろうか。
  もっと試練を与え、その刺激でボケの進行を抑える必要がある。肝に命じるポキなのであった。非情のライセンスはもう獲得した。くくくくくくくくくくくくくくくくく。
  あ、インフル注射をしたが、普通だった。普通、普通のことは書かないものだが。