panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

函館のガイドをメールで送る


  ただいま11時過ぎ。1時間もかかって函館連休ガイドをメールで書いて送った。ただ店名を知らせるだけでなく、食べログを探して、確認して、アドレスもつけて送っていたので、というか何だか最近、パソコンのスピードが遅いので、かなり時間を食う。
  これはすっかり忘れていた。先週、連休で家族旅行をするというので送るはずだったのだ。帰りの車中で思い出して、すれすれで間に合った感じ。
  それにしても書き出すといっぱいあるので、何だか函館も満更ではない感じもするが、満足することを祈りたい。大体我輩の足跡通りにラーメン店だの喫茶店だの寿司屋だの山川牛乳だのを紹介しているだけだ。足跡。あしあとではない。そくせきと読んでいただきたい。早速。
  サルトルニーチェ、バルトの三人がピアノを弾く共通性に着目して書かれたフランスの本。うーん。もうだめだ。フランス人は本の書き方を知らない。もってまわった言い回しだの哲学的ほのめかしだの、もうやめてほしい。つくづくこういうおフランス式に振り回されてきたのだなあと思う。でもサルトルの「家の馬鹿息子」4巻、数万円なんかは実に短文で簡潔に書かれているのだ。構造主義系以後がだめなんだなあ。雑誌エピステーメー以後であるね。日本でなら。フランス人の書いたものでわかるのはバルトまでだ。バルト。まさか相撲取りだと思った君。君はアホだよ。バルトはフランス人だ。なおスウェーデンにはボスニア湾というのがある。実にまぎらわしい。
  ということを一人、時間のかかったメールを書き上げた解放感から考える。トン・コープマンのバッハ・トリオソナタ(オルガン)を聴きながら。こうみえて静謐な自室なんだがなあ。書いてることは世俗的すぎたか。