panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

ケンミンショーで胸をつかれる


  夜食にコンビニで何か買う。それがいつも、ついついアサリスパゲティになってしまう。もう飽きたのだが、ついつい。
  みのもんたのケンミンショーがためになるので見る。クレイジージャーニーがなくなって木曜の夜は寂しくなった。別のものが始まったようだが。
  ということであるが、函館から母(ただし実母)がネギその他を大量に送ってきた。箱の縛り方やネギの処理の仕方(先端を切って数本ずつ北海道新聞で包む)、その他玄人はだしである母(やはり実母)。ネギだけでなく、もらいもののカボチャ(一生分食べさせられたと何度も抗弁しているのだが)だの大根だのその他その他。写真を掲載した。
  ケンミンショーで、北九州の新日鉄が千葉の君津に工場をつくったため大量の人々が九州からやってきた。テレビでみると、当時(昭和3、40年代)のならいで、旅行では人は一張羅をきていた。子供から大人まで。それがやはり田舎臭い。そう思うと、急に泣けてくる。実際には泣けてきそうになる。こうやって山のように人は高度成長とともに関東に出てきたのである。
  その結果、270円の豚骨ラーメンが君津の名物だということになる。そこでも何だか急に泣けてくる。実際には泣けてくるように感じる。値段も当時のまま。そう聞くとまた泣けてくる。実際には泣けないが、泣けてくると思う。
  老化であろうか。こうやって日本人は故郷を捨てて、でも豚骨ラーメンにすがりながら、高度成長時代を生き延びてきたのである。
  もっとその恩恵が日本中に行き届いてもいいが、バカな政府はいつも他国に援助するばかりだ。何千億も。アホなのだろうか。日本エリートたちは。・・・ちなみに私学助成金は、我輩の記憶では、たしか600くらいの大学に対して年間3000億にすぎない。ミャンマーごときにこの倍も援助したかと思うと、何をノーベル賞でさわいでいるかと思う。30年後には受賞者はいなくなるのではないか。くくくくくくくくく、く〇。
  こういうのを他民族中心主義という。あーあ。