panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

ひたすら眠る土曜日になでしこロスをおそれる


  今日は家人1も帰宅していて、あっちはキャッスル6というシリーズを録画でみていたようだが、我輩はひたぶるに疲労を覚えほとんど午後の後半は眠っていた。明日早朝、ドイツ・イングランド戦であるからして、ま、ちょうどよかったかもしれないが、全体に重たい梅雨の大気のせいで今週はやや頭の痛いことが多かったのである。体調は全体的なバランスを示すものだから寝たいときは眠るのが一番なのだ。
  さて宮間あやの動画が一括されてアップされている。https://www.legendsstadium.com/movie_search/#!/player_id=97150/。つまりアメリカは宮間の動きを封じるのが一番の策と考えているという報道である。大体報道は間違っているが、当然そういうことであるだろう。でも日本は一種のアメーバのような有機的な構成になっているから、これを一人の選手の封じ込めで抑えきるという考え自体が古い。有機体なんだよ、なでしこは。
  でもあとアメリカとの一戦でこの麗しいなでしこ軍団も終わりかと思うと、あまロスならぬなでしこロスの目眩をおぼえる。女々しい限りである。とはいえ、この完全な円環をなしていた11人がもう次にはないと思うと、非常に落ち着かない気分になる。落ち着かないというより、大地に飲み込まれるようなバセット的感覚。がっくりきていると、ちまたでは表現されているかもしれない。
  サン・サーンス最晩年の奇妙な傑作バスーンソナタ作品168はたまに触れると思うが、こういうときこそ聴くべきものなのである。とくに第3楽章は桃源郷かくやと思わせるものがある。

  なんとかの候補に選ばれている3人。