panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

クアラルンプール駅


  今日は一日さんざん休んで、その間、不在のため録画しておいたものを見ながら過ごしていて、そろそろ自室へ引き上げようとしたら、テレ東の「美の巨人」で駅シリーズ③としてクアラルンプール駅が特集されていた。
  やっぱ見てきたばかりのものを見ることは楽しい。同行者の指摘ではじめてわかったのだが、クアラルンプール駅はいつも使うクアラルンプール・セントラル駅とは違う。まったくもって勘違いしていた。クアラルンプール・セントラルの反対側に出れば、そこに鉄道公社だのこの歴史的駅舎があると思っていたのである。
  しかしクアラルンプール駅はもう歴史的使命を終えた駅で、コミューターに乗って行くべきところなのだった。ま、はじめから知ってればタクシーで行ったかもしれない。タクシーはタイのと違って、結構使いやすいのがマレーシアであるからして。
  ともあれ勘違いを正されて、たどりつきました。クアラルンプール駅は廃墟ではないが、ひっそり存在しているのであった。
  テレビによれば、どの歴史的建造物もアーサー・ヒューバックというイギリスの建築家の作品らしい。公官庁のほとんどを建てたようだ。マスジッド・ジャメというイスラム・モスクも彼の作品というのだから、笑える。前の写真が連邦植民地庁?、後の写真がジャメ。前々回はダメだったが、今回は入いれた。・・・こうやってみるとヒューバックは天才的なんではないか。