panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

怒濤の交替?


  風邪だと思っていたものが実は花粉症なのか。鼻水が出るのだが、風邪ではないのか。すでに花粉が跋扈しているのか。今からこれでは、今年の花粉は怒濤のごとく跋扈しているということか。ふふふ。どう?怒濤。
  大越キャスターと一蓮托生なのか、井上あさひアナウンサーがニュース9から降板してしまった。スポーツ担当の広瀬智美アナウンサー(アナウンサーだったのか)もいなくなる。大越先生の左翼偏重の、というかその教育からいって当時は自然であった左翼的言説がやはりいまでは明らかに平衡を逸したものと受けとられたという解釈で理解していいのか。

  優等生は昔はみなこういう風に左翼的偏向をしていたものだった。大江健三郎の小説だけでなく、沖縄ノートだのヒロヒマノートだのを読みながら。
  でもあきらかにそれは誤っていた。日本ほど戦後に変身した国はないのだから、もっと堂々と現在とそして現在からみた過去の再構成を積極的な評価の言葉で語るべきだった、のだと思われる。大越先生。行き過ぎて失敗したとはいえ、世界史における日本の孤独な努力とその成果を正しく理解すべきだった。いまのように後進国だからというだけでわけの分からない莫大な援助がなされるようなヤワな世界で日本は開国したわけではない。日本があったから、いまの世界のうちのある種の肯定的な側面が成立したといっても過言ではない。
  うちでは井上あさひアナウンサーは大変な人気だった。声の安定感が歴代でも抜群だったのではないか。後藤美代子アナウンサー以来の逸材たったのでは?

  アナウンサーには興味はないが、知ってることは知ってる。テレビリテラシーは低くない。というか勤労者にして、在宅日数の王者というか。かっこわるぐね。