panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

北海道を知りたい我輩と読書の勧め


  相変わらず季節の移ろいは東南アジア的である。年の中を大まかに直線的に移行するのではなく、日のなかでスコールと晴れが蒸し暑い大気とともに循環する。今日もスコールが降った。
  来週の帰郷のために準備する我輩。でもほとんど北海道は知らない。つまり函館周辺しか行かないのである。帰れば親と一緒にいるだけだから。親を置いて道内を北上すると、きわめて後ろ髪を引かれるというか後ろめたい思いがして、これまでほとんど実行に移せない。
  今回も家人たちはめったに函館には行かないのだが、すっかり函館には行き尽くした感があって、仕方なしに、はじめて、食べログみたいなもので行き先をチェックする我輩。ちぇっ、く。
  いやはや結構あるといえるし、ないようにも見える。喫茶店はいくつか要チェックだが(昔から函館の喫茶店は客は少ないし、おしゃれだった)、ラーメンは絶対に家人3が要求するだろうからどこかにしないと。どこも人工的な味になっているので、選択に困る。
  割烹料理にも食指が動くが、函太郎の動く鮨でごまかすかな。どうせ自宅にも鮨はとることになるし。
  まったくもって函館・周辺には行き場はもうないのだが、何かを見つけないとと思う殊勝な我輩なのであった。
  ま、函館では家人たちに読書を勧めるという韓流の文化政策もあることはあるのだが。安上がりだが、不満爆発じゃね?