panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

ロマン派は重い


 ようやく職場に来た。明日から帰郷なのでやることが多い。ふー。でもレコ芸3月号が手に入る。クラウディオ・アバド追悼号。
  午前中は超音波検査。これが15分くらいなのだが、辛い。運動選手の苦しみを思うが、比較を絶する苦痛。ってこっちがもっとという話だから、共感はいらない。私的には阿鼻叫喚だった。何だかくすぐったいというか、気が狂いそうな感触。上に延ばした腕が蛸のように動く。ふふふ。八郎?たこ。いずみ?たく。
  いったん暇をみつけたので、送別会用の歌をチェックする。ちょうどFMの4時月曜はつのだひろのミュージックプラザで、特集は別れの昭和歌謡。しめしめ。
  なるほど小林旭先生の惜別の歌が定番なのか。軽い軽い。でも、ユーチューブで探すと、カラオケで自分で歌ったものをアップする、という信じられない世紀末的なジコチュウ・オンパレードで、死にたくなるような心寒い心境となるが、それよりも肝心の小林先生のがない。・・・歌謡曲はうまい下手ではない。どの人がどういう声で歌ったかである。仕方ないので、舟木一夫でいいか。・・・でも舟木先生はうまいサラリーマン程度の歌唱といわれておるのであるがね。ま、我輩はファンである。http://video.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E6%83%9C%E5%88%A5%E3%81%AE%E6%AD%8C(二段目に舟木先生のがある)。
  安西マリアの♬ゆーらゆーら太陽があ♪(涙の太陽)がかかっている。知っているのに知らんぷりというのも、この歌の歌詞だったか。♪なーぜなーぜ?もそうだった。うーん。・・・悲しくなる。
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  夜11時。タモリが草薙君に5年ぶりのビールを解禁したテレビを偶然みてから自室に戻ると、ロマン派は重い、がまったく書かれていないことに気づく。うーん。呆然自室。いや自失。ヨルトシナミか。あるいはシュハキマセリか。どちらもカタカナで書くと意味不明ですなあ。
  入院中にロマン派だの古典派だのでは聴いてて重いということである。モツ君やベト君から入る音楽鑑賞は長続きしないと思う。そんなもの、無理やんけ?最初からエベレスト登るようなものだから。最初はもっと可憐な旋律の通俗的なところから始めるべきでは?中学生には映画音楽なんかが昔はいいクラシック愛好のチチェローネだったのだが。・・・ということである。以上。