panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

非常に疲れる-----午後6時

  
  職場はまだ休みである。誰ともしゃべらないし、しゃべるような誰かがいるとしてそのほぼ全員が各々の部屋に閉じこもっているので、全体はひっそりしている。ためにきわめて集中できると同時に、ついついやりすぎて疲れる。ただ黙って本を読んでいると、かなり早期に目のピントがあわなくなり、そうなると本のなかに入っていくのが辛くなる。が入っていこうとして、目が石原慎太郎状態となる。というか、最近は慎太郎の慎太郎状態も緩和してきたようだが。・・・自信がついたのか。知事は?
  前にも紹介したグラウンの弟、より天才的なカール・ハインリッヒの『クレオパトラとシーザー』全3枚を聴き通す。ルネ・ヤーコブスの指揮、コンチェルト・ケルンの演奏。ヤーコブス自身はもともと歌手だが、指揮が評価が高い。この演奏も傑作ではなかろうか。演奏だけでなく、グラウン弟の生涯の傑作だと思う。これは揺らがない確信である。・・・ま、それにしても、出てれば買ってる他のグラウン弟のCDはこれほどの水準ではない。
  もってる人もいるはずだが、もう原盤は廃盤である。今日、やや盤の調子が悪いので買おうと思ってみたら、HMVには完全にないし、タワレコでは廃盤と表記されている。タワレコでチェックした大半が廃盤なのは、非常に痛い。・・・困ったのである。いつか入手するため怠りなくチェックしておこう。・・・チェックである。チックではない。それは慎太、、、って人を云ってはいけません。