panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

落差に泣く


  完全には治りきっていない状態である。咳はとまった。しかしこの気候の激変に体がついていっておらず、冷え切っている。動くのは頭だけである。つまり、、、よく動かない。困ったものである。しかも雨。台風でないのが救いである。

  まさかこれほど早く懐かしく思い出すことになるとは思わなかった。フィリピン。
  それにしてもこの気候の激しい変化はどういうこと? 8年ぶりの寒さだとあったが。どうなってる、ジャパン。ジャパンなんて呼んでるからオコなのかも。日本と呼ぼう、日本。
  日本の一人負け、自滅でフィリピンが劇的に勝利する、そんな試合を見ているような気がする。
  大陸部東南アジアに島嶼(とうしょ)部東南アジア。この対比でよく本が書かれているのだが、そうはいってもインドネシアとも違う。やはりジャワ島には一度行って、インドネシア人の活動を見てくる必要があるかもしれない。そしてそれが事実上最後の東南アジアになるだろう。・・・ブルネイは無視しているのでそこんところよろしく。

  寒さも寒し。もうフィリピンであったことの記憶が蘇らない。寒くなったからであろうか。
  いずれにしてもアヤラmallのすぐそばにはこんな路地がある。中は広場もあり、さらにそこから幾重にも路地が伸びている。そこをきちんとした身なりのフィリピン人たちが歩いてくるから、決して安全でないというところではない。今回はこういうところに入り込むには人数が多すぎたから、そういう形でフィリピン人に好意をもつような機会はあまりなかったことが悔やまれる。
  ちなみに毎日通ったこのmallだが、アヤラは純粋スペイン系の大財閥のようである。財閥のさらなる発展に日々貢献してきたかと思うと、残念だが、ま、公共交通機関の不備で思うように動けないのだがら、ま、良しとする。

  この路地の人々の食べているお菓子類。

  他方、我々はアヤラのコーヒービーンで安らぐ。チョコレートケーキは全般にうまい。ほんとは路地のお菓子を食べてみたいのだが、そこはそれ、武勇がない。下のケーキはレッドカフェのもの。

  こっちのものはなんでも大きい。上の珈琲はスモールだ。

  これが一人前のフレンチトースト。太るわけである。