panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

防寒、傍観、暴漢


  物事が人より進まないのは週末休んでいるせいだとようやく気がついた。
  そのため月曜日に雑用などをすることになって、何だか損しているような気分になるのだ。つまり週末にただ体を休め、それにもまして精神を休めているようだと、夜、世界の果てまで行きっぱなしQになって週末は(満足に)終わってしまう。そそそそそ、それではいけないことに気がついたのである。昨夜、そして誰もいなくなった全三回の最終回をまともに(録画でなく)みていて。
  考えてみれば規律のない生活100年だった。がんばったという記憶があるのは大学院進学の準備だけだった。といっても英単語をおぼえただけなのだが。構文は高校までで十分だし、読解力は大学時代の日本語の本を読むことで確実に増大した。英文解釈も日本語解釈もほぼ同じ構造だし。後年日本語が明治期に英文法をもとに再創造されたという議論は、だから、容易に腑に落ちる。
  ともあれかくして今日も職場にきて雑用をする。反省してももう遅い。来週というか今週から考えよう。
  写真はトン・コープマンのバッハのCD。あまりにひどいのではないかと思って掲載。バッハがぷっくりしているなら、ハカセタロウはどうなるのだろうか。

  アーリーン・オジェ(ー)が亡くなっていたことをさっき知った。もう20年以上前。引退したと思っていたが、うーん、50代で亡くなったのか。レコ芸なんか当時はあまり読んでなかったからなあ。それにしても、同じ50代で亡くなっても思い出されない人もいるわけで、極東で今日まで思い出さなかったとしても、、、。バッハで記憶しているが、アメリカ人だった。フランス人だと思っていたが。あほだったなあ。ポキは。


  でも本領はバッハではないと思う。全般についてオジェーはうまい。