panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

人をみる目がない


  ショーン川上氏の経歴詐称については驚いた。こうも簡単に人はだまされるのか。我輩も我輩の所属しているところを所属成員への激励の意味を込めて、「東京の東大」といわれている名門校と表現していたが、考えてみれば日本の東大は東京にあるので、これはまずいと思い、日本のハーバードということにしたのであった。異論はあろうが、どうせ比喩というのは冗談みたいなものだから。
  といっているといまに司直のお世話になるかもしれない。気をつけよう。その際はハーバードは人の名前だから、いいのではないかと開き直るつもりなのだが。プリンストンスタンフォードもそうだ。きっとイェールもそうではないか。だから高須大学とか藤田医療大学(藤田のついた大学はほんとにある)とかみたいなもので、わかると笑えてくる。佐藤大学、斉藤大学、田中大学なら、これは改称したほうがいいかもしれない。それともパリ大学みたいに、パリ第一、パリ第二とかにならって、佐藤第一大学(秋田)、佐藤第二大学(高知)みたいになるのだろうか。
  といってるあいだに寿司が届き、今日は4年の長い期間の終わりの儀式である。午後から行われ、謝恩会のあとに式があるという変則的な形である。儀式一般が苦手の我輩は寿司をたべたあと、チノパンから着替えるつもりである。なにせ背広のズボンが入らないので、履くのは儀式中だけにしたいのである。
  と瑣末なことを考えながら、本格始動と念ずる我輩。11時半。
  あ、表題は川上氏のこと。川上氏は熊本出身のようだが、そこもなんだか身近な人を思い出して笑える。そもそも名前に問題があるのかもしれない。ほら吹きのようだし。と思うとまた笑えてくる。写真はオールド・ジャパンといわれる明治期に輸出された精巧な陶器。ヤフオクでいくつも出ているが、1万円をこえるとなあ。