panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

また10時、夜。


  夕飯を規則的にとって(腹は減っていないのだが)、風呂に気分転換に入って、よろよろしていると、もう10時になっている。食事のあと、小人閑居の弊害の一つである疲労がやってきて(なぜ一人で自宅にいると、それだけで疲労するのか)、テレビでさんまのいわゆる一つのトーク番組をかけながら寝てしまった。、、、ふと目覚めて、さんまのは今日は離婚者の集まりなのだが、千秋のはなしというので不覚にも一人哄笑してしまった。
  ココリコの遠藤と結婚したのは目の大きい娘が欲しかったからで、娘が生まれた以上、千秋には遠藤は不要になったというのを、寝際に遠藤がヤフーニュースで見てしまったというはなしなのだが。・・・うーん。自分が幼稚なのではないかと自問自答。
  ともあれ、今日はまったく進まずがっくりきていたが、本の進め方で一つ変更を加えればいいということに気づいた。だから、明日はそこからはじめる。本の長い序章と第1章第1節はもう書いた。もう書いたというほどの進み具合ではないが(だって第1章第1節だ)、しかし分量が実はとても多い。本論行ったらどうなるのか。また二段組なのか。それだけは避けたい。でもなぜ長くなるのか。云い方をかえると、なぜ人は短いものを書けるのか。
  ということで考え続けたので、それでも第2節を第3節にして第2節は別のことを書けばいいのだと悟る。今日の成果ということで事故満足しておくか。いや自己満足。
  その間、隙をみて、レコ芸を舐めるように読む。工事関係者が工事関係の業界新聞を読むように。ま、他業界のことではあるが。その結果、ニューヨークタイムズのかつての有名な音楽評論家ハロルド・ショーンバーグの本が改訂されて新発売されたことを知った。我輩はこれをもっている。原著を取り寄せた。なぜなら翻訳の古本が異常に高かったからである。改訂版が出てまずは慶賀である。すぐまたなくなるから興味のある方はお買いになるように。
  そうしないと、後の写真(指揮者)の古本はいまアマゾンで9500円になっている。ピアニスト篇もすぐそうなってしまうだろう。本もいまや中国的競争なのか。狂騒?
  と思っていたが、値段でなく、訳がひどいためだったかもしれない。今となっては大部な本をわざわざアメリカから取り寄せた(ただし原著も古本で買った)わけのわからない熱情がアホのように思える。幼稚なのではなく、アホなのか。あるいは、幼稚でアホなのか。うーん。