panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

雨は舞い降りなかった


  最近はまったく当たらない。雨はあと30分で16日だが、降っていない。雨を予想して朝から出かけたのに、なんだか不発というか拍子抜けである。天気予報の精度が落ちたのは地球環境の変化によるのか。
  それほど面白くないと書いた北欧ミステリー。同じ著者の第二冊目が今日届いていた。うーん。またこの厚さで読まなくてはならないか。寝床だと何日もかかるが、昨日みたいな雨の日に集中すると結構進む。進むが仕事以外のことをしているので忸怩たる気持ちになり、さわやかさがない。
  というか、これまでいつも推理小説なんかは、裏街道を行くヤクザの気分で読んできたものだった。中学のころからそう感じていたのがいまでも変わらないということなのである。なんという貧乏根性だろう?あるいは、なんといういい子ぶりっこなのであろうか。内なる実業精神がこんな悲惨な状況を生んでいるわけである。まことに自分もしくはわが世代の生真面目さの内面的規範の生命力に驚く。ちちちちちちちちちちちちちちち、ちき〇ょう。
  マラッカハウス。前に掲載したかも。