panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

やや風邪でやや疲れる


  今日の仕事はガイダンスなので疲労はしないが、なにせ風邪のようであるからして、薬を飲む。薬全般は肝臓との関係でよくないのだが、しばらく薬一般からは遠ざかっているので、肝臓も許容範囲だろう。
  それにしても帰宅後は一眠りが必要なのである。やはり仕事が再開したという感じである。起き上がって天丼を食べ、下川先生の本に目をやるが、彼の新著はあまりに大切で、読んでいても血圧が上昇して活字がふらふら踊る。
  下川先生は年に2,3冊は著作を発表するのだが、とくにこの裏国境を行くという作品は彼のブログ執筆の時点から深く興味深く思っていて(?)、一行一行が大切なのである。なにせ彼は我輩の東南アジア幻想の原点なのであるからして。
  そして他方で繰返しスターチャネルでみることでとうとう小説『ミレニアム』全6冊を注文し、届いた。第一巻はアメリカ映画にもなったのだが、スウェーデン映画よりも原作に忠実だというので、珍しいこともあるものだと思って、チェックを入れてみたのである。こっちも寝床で読むのでは半年もかかるだろう。だからといって日中読むほど暇ではないので、うーん、中川翔子先生の映画『ヌイグルマーZ』も見なければいけないし、はやく風邪をなおして夜通し任務を遂行したいものである。
  なお、フランス・ブリュッヘンの12枚組はいまヘンデル集。あと残り3枚を残すのみである。昨夜の帰り車中でNHKで、ミカラ・ペトリとハンニバルのデュオが聴けた。やはりブリュッヘン亡き後のリコーダーはこのデンマーク人女性なのだろうなあ。
  いずれにしても北欧ミステリー的な世界を含めてヨーロッパ的宇宙に包まれて、やはり仕事の季節が始まったのだと感じる次第でありますね。