panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

天気晴朗、波見えず−−−−−−東京であるからして


  順調に春休みを消化し、今週からまた職場にきた。まったくもって早すぎる展開である。
  おもてなしの国では誰もがおもてなしを中断することは許されず、とうとう我輩のような職業でも休める期間は極小化されてしまった。1日早々からすべての業務は再開され、両者やりたくもない仕事(教え+教えられ)の無益な軍拡競争のような状態が始まる。
  というわけであるが、最近は耳が悪くなったせいか、あるいは長年使ってきたスピーカーのケーブル連結部が損傷して音がときに途切れるようになったということもあって、クラシックがいわゆる一つのうざったくなっていたのだが、先日、こういうときにはこれか?と思ってヘンデルのオペラを聴いてやや回復した。
  マッギーガン(マッギガンと書くのもある。末期癌と勘違いされるおそれがあるので、マックギーガンではどうか。マックィーンというように)が指揮をしたエイシス(?)とガラテアである。いい演奏だと思う。

  新しい部屋でスピーカーそのものの配置がうまくいかず、座っているところが最良の視聴位置にないということもあって、やはりスピーカーの換え時なのか。うーん。この部屋だとあまり大きいものは買えないが、居間の方に買って置くかということから根本的に考えることが必要である。
  とはいえ、もうクラシックそのものに往時の愛着がなくなりつつあるのはどうしたもんだろう。
  ちなみにヘンデルのこのオペラはメンデルゾーンの編曲版だった。メンデルゾーンの腕がいいのではないかとも思う。

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  よく考えると、マックィーンのクィーンはQのクである。マッククィーンとは呼ばないわけだから、やはりマッギガンかマッギーガンが正しいわけか。うーん。