panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

マランツ×2、B&Wでは?


  春爛漫だが、こちらも忙しい。
  今年の春休みは仙台行ったり、北海道帰郷したり、そして月曜日には二十数年前のスタッフと会うことになった。仙台は大学時代と、北海道は高校までと、そして月曜日の会食は勤めはじめの頃の記憶と結びつき、いささか我輩全回顧展かのごときものとなった。
  月曜日の昼の会食は高級ホテルの一室であった。招かれる必要はないのだが、気をつかってくれたのだろう呼んでもらって6,7名で豪華な会席料理を食べた。その時間帯は、おりからタモリが最後の「いいとも」をやりはじめ、他方北海道ではそのために帰った友人の退職式の時間だった。そして我輩はといえば、はじめて東京に出てきた日々の同僚たちと昔話をしていたのであった。
  家庭はジャングル、人生はサバイバル。座右の銘は右顧左眄です。新旧二つのキャッチフレーズであるが、いずれも我輩の作である。サバイブしたのか、右顧左眄−−−−みつを。ってな一句も浮かんでくるが、月日のたつのは早いのか。早いようには思えないが、遅いわけでもない。よくわからない。終わってホッとしたのはタモリだが、こちらは終わってぐったりした。やはり過去に囚われ、未来に見張られているのはよくない。
  日々をその日々のそのときそのときに生きる(瞬間に生きる)ということが大切だと思う。我輩から仏教の極意を聞きたい人は少ないだろうが、これが仏教の要諦である。あとは実践あるのみ。置かれた場所で咲きなさい、とある修道女は云っているが、ある意味、これも仏教的なのである。
  というわけで、我輩が追憶に浸っていると思ったら大間違いである。我輩は歴史は捨てた。日々の新しさ、複雑さ、精妙さ、違いを堪能するのがいいかと思う。うん。
  さてそういうわけでもないが、アンプとCDプレーヤーはマランツ(いまは日本の会社になっているのか。しししし知らなかった。しかもデノンと同じ会社なのか?ええええええええええええ?)、スピーカーはB&Wということでどうだろうか。値段次第だが、昨日家人2とヨドバシ行って、試聴してきた。そのモデルハウスみたいなのでいいんじゃね?考えると時間を食うのである、オーディオは。
  ともあれ31日の会食後、電話をしたら、函館の友人は青森へのフェリーの人となっていた。秋田まで愛用のクラウンで行くのである。そして思うのだが、もう我輩が函館の夜に出歩くことはないかもしれない。