panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

週末の夕方-----何度も何度も来ますなあ、週末は。終末はいつ?


  いやはや。北国では12時間寝ていた。寒い時期の12時間はきついが(布団が重くて12時間寝床にはいられない)、この季節は、寒いとはいえ、気持ちがよい。たっぷり眠ってきたので、どこ吹く風がたまにしか吹かないこの首都圏では、いつも寝たりないという風情なのである。体の芯が生煮えというか。富士山で炊く米みたいな不全感。
  ということで、もう帰宅するかな。月曜日の翌日から今週は疲れ続けてきた。とはいえ、人様は許すまい、我輩を。霊長類ズボラ科退屈目デブ亜目。と書いてから生物の分類の項目立てをみると、まことにこれが適当だった。ま、適当だから。
  なぜ、しかし、12時間も寝ているかとというと、北国では我輩にはすることがないからである。老母の接待が仕事なので、外出もおぼつかない。かくして5時前には食事兼飲酒という始まりであるからして、8時には完全に寝るしかないということになるのである。
  しかもあたりは、森もない住宅地なのに森閑としており、おまけに地方の夜は早いし、怖い。何重にも鍵をして寝るわけである。・・・禅の実践のような日々なのである。イン北国。
  写真は我輩の気に入っている近所の家イン北国。夏になると両脇が緑になり、家までの長いアプローチができる。なんだか懐かしい感じの家になる。・・・奥に引っ込んでいるとか、人知れずとか、閉ざされた、といった言葉が好きな我輩好みの家なのである。我輩はポーである。ボーとしているわけではない。エドガー・アラ?ポー??なのであった。、、、って飛躍じゃね?