panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

アニー・ジラルドを思い出す


RAYMOND LEFEVRE - 愛のために死す -


Annie Girardot - Morir d'amore

  今日も今日とて自粛生活に疲れて、ふとブログのことを思い出し、同時になぜか昔のフランスの女優を思い出した。

  アニー・ジラルドーだとばかり思っていたが、延ばさないのか。果たして思い違いなのか、それともいまそのようにふと思ったのか。それはそれとして、ジラルドはなぜ美人でもないのに主演女優なのかという思いを無意識下におしとどめて、高校生の我輩は当時ぞくぞくとやってきていたフランス映画を映画館で、当然ながら、見ていたときのスターの1人である。

  亡くなったのは知っていたが、こういうのがあるのは知らなかった。もし我輩がバックに音楽をつけるとしたら、ベルモンドと共演した映画、うーん、タイトルが出てこないが、フランシス・レイの音楽を使うのかもしれないが(あの愛をふたたび、か、タイトルは)、この「愛のために死す」(映画のタイトル)があちらでは有名なのかもしれない。

  この映画は見ていないのだが、レイモン・ルフェーブル楽団のよくやる音楽だった。アニー・ジラルド主演とは知らなかった。あの愛をふたたびはかなり気に入った映画だったので、函館には愛のために死すは来なかったのかもしれない。来たかもしれないが、男優のことを知らないので見に行かなかったのだろうか。

  いまとなってはすべては深い闇の向こうの記憶である。

  いずれにしてもフランス映画が自分の中で輝いていた時代があったということを思い出し、かつ、それに驚く今日である。