panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

夏がきた

f:id:panacho:20200804143708j:plain (ヨハネ教会、函館。観光局の写真を流用。英国聖公会の教会。つまりイギリス国教会の一派。ということは新教なのか、旧教なのか。カトリック教会だと記憶しているが、間違っているかもしれない。実際はこうはきれいではないが、形が不思議)

  暑くなったが、負担感は弱い。気力も弱まっているためである。コロナのせいで、季節の移り変わりがまったく感じられないうちに、ただ外で雨が続いたり、照って来たりというのが交代するだけである。映画館にいて四季のニュース映画を見ているような感覚である。

  評価の仕事が辛い。自分が評価主体となると、自由に筆が進む?若人たちに、違和感を覚える。厳格な論述では文章すら形をなしていないのに、自分が評価するとなると、のびのび自由なのはおかしい。本来なら、こちらのほうに自省と自制の態度が浮上しなくてはならないのではないか。

  といっても趨勢に逆らうつもりはない。遠くへいってただ黙ってみているのが一番なのだ。でもそうはいかない仕事なので、苦しいわけである。非常に苦しい。中世なら地位と力で決着を一気につけたいところなのであるが。