panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

自粛はつづく


Mozart Movement in F K33b, Ton Koopman

  来週ほぼ初めて集団的な集会?が行われる。ようやく出ていくことになるだろう。とはいえ、出たいわけではない。ただ自粛の春が委縮の梅雨になりつつある現今の情勢からいって、久しぶりに少ししゃべるのもいいかもしれない。ま、いいとは思えないが。と複雑な心境と低調な文学的修辞を呈しつつ、夕方の倦怠のなかにいる我輩。

  トン・コープマンはやはり病気ではないだろうか。落ち着きのない音楽づくりは毎回のことだが。下と比べてみよ。


W.A. Mozart (1756-1791) Allegro in F major KV 33B

ほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ

   日本ではマリア・カラスばかりに照明があたるが、当時はレナータ・テバルディと人気を二分した。サンサーンスサムソンとデリラの有名なアリアを聴き比べると、、、これではマリア・カラスに軍配が上がるのではないか。物言いがつくとは思えない。というか、このさびの部分の上(高音)から下へ音程が流れるところで、溺れるような声が出るところにカラスの真骨頂があるのだろうか。ただこの歌はカラスのなかでも傑作の1つではないかと勝手に思う自粛の渡し。いや私。


MARIA CALLAS - "Mon Coeur s'ouvre a ta voix - Samson and Delilah ~ REMASTERED


"Mon coeur s'ouvre à ta voix".RENATA TEBALDI ( VERSIONE ITALIANA CON SOTTOTITOLI IN FRANCESE.)