panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

循環気質ゆえの上がり下がり


《ランラン 演奏集まとめ動画》Lang Lang Performance collection Summary video!

  瀋陽出身のランラン。遼寧省。この省からきた中国人若人と関係することになったので(瀋陽と云っていたと思うがはっきり覚えていない)、ランランを聴いている。

  シェンヤンと我輩は記憶しているが、しんよう、と入れないと瀋陽は出てこない。昔の奉天である。奉天はほうてんで出てくる。

  いかにも中国人だが、なぜ日本人は日本人には西洋音楽はできないと勝手に思ってきたのだろうか。アルゲリッチはアルゼンチンの人間だし、アラウはチリ人だ。グールドはカナダだし、カツァリスはレバノンではなかったか。ブニアティシヴィリは東欧。

  そもそもドイツ人ピアニストでいま一流の人はいないし、フランソワ以来フランスにもほぼいない。イギリスは問題外である。イタリア人はポリーニがいる。でもイタリアはクラシックの本場か。

  あえて高い壁をこしらえて、苦闘する日本人的西洋理解というのが、何か特異なのかもしれない。というか、笑っちゃうぜ。中国人はきっと鼻で笑って、ピアノを弾くのである。ユジャ・ワンしかりじゃね?

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