panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

皇太子から天皇に

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 そういえば日曜日の即位パレードを食い入るように眺めていたのは、それは、一時、ポキの付近でポキが浩宮さま似だということになって、いまでも似ているのかを確認したかったからである。

 そもそもポキの鼻は鉤鼻ではない。ユダヤ人ではないし。しかし皇太子変じて今上天皇の鼻は鷲鼻っぼい。その点は違う。また、髪型も圧倒的に違う。というか、あれば今上天皇独特のもので、ああいう髪型をしている臣民はいま、あまりいないと思う。だからポキも当然違っている。さらには、手の振り方もおそらく、違う。指と指の間をあけて手を振るというあの独特のスタイルは、不敬ではあるが、できればやめてほしい。皇室でああいうお手振り(!)をしているのは今上天皇だけである。加えて、あの善良そうな雰囲気はポキにはまったくない。ポキは鋭角的な、はずである。

 それでは何が似ているのか。シルエットが、残念ながら、似ていたことは否定しがたい。重ねて残念だが、そう云わざるをえまい。

 あとは品格くらいか。

 ということで、今後は民間天皇とポキを呼んでもいいし、うちの家庭を民間皇室と言うことも許すが、それでつかまることはあるまい。ただし呼んだ方は、その品格を疑われることにはなるだろう。

 ということをつらつら考える日々。・・・まさか。いま考えてみた次第。

 グルックの届いた4松組の皇帝ティトの慈悲(メタスタージオの台本)を聴きながら。