panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

地上内エコノミークラス症候群

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 とうとう専門的な連中が遠く東京の果てからやってきて、うちのリフォームにいどむことになった。全面的にやり直しを行い、結果、二倍の日数を要して、ついに10月半ばまでずれ込むことになった工期。

 結果として、ポキは深刻な鬱になり、体にはエコノミークラス症候群の症状が出てきた。顔色は悪く、やる気がでなく、午後になると鉛のように重くなった体をベッドでいやすという悪循環である。そのため夜の寝つきは悪く、顔色が悪く、、、、、、。

 狭いゴミ屋敷マンションが飛行機の座席となり、ポキはいまや地上にいながら、空中の人となっているのである。ああ、無常。いや無情。無上の苦しみ。まるで中国のウィグル人や移民施設の明日なき亡命者の心境なのである。つまり心境は新疆ウイグル自治区

 福島香織先生著の巨大な監獄国家中国のウィグル人なのである。チベット人といってもいいが、カンボジアのクメールルージュ支配下にある近視の人間といってもいい。眼鏡をかけているだけで強制収容所送りとなるあの悲劇の小型版をいま生きているのである。、、、大袈裟化。いや、大袈裟か?菩薩の救いを待つ受け身の日々だということである。ああ、苦し。

 仕方なく、アマゾンプライムビデオで時効警察を眺めるのであった。