panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

伊奈かっぺいを聞く


伊奈かっぺい宣伝ビデオ

 伊奈かっぺいのショー?を先週みたが、こんな感じ。

 一緒にいった人に、伊奈かっぺいに似ていると云われたが、ダジャレが好きということなのであろうか。それ以外は似ていないからなあ。しかし日本語の単純さがダジャレを必然化するのであって、日本人たるもの、ダジャレを知らないということはあり得ない。

 いずれにしても津軽弁はわかるところが大半だが、ディープなところになるとわからない。昔近所にいたアバ----ちなみにスウェーデン人ではない----と呼ばれる人物は青森出身だったが、アバとは青森では母親のことである。いかにも田舎くさく感じたが、さすがに北海道で親をアバと呼ぶ一家はその一家だけだった(ただし北海道全体でその一家だけだったわけではない。いうまでもない)。中野君の一家。考えてみれば、アバは亡くなったろうが、中野君はどうか。怪しい。

 親をカッチャともいうのだが、この違いは津軽と南部の違いなのだろうか。ちなみにカッチャといっても、イタリア人の親ではない。いうまでもない。

 なかに「えのかがの 寝顔見でれば いやされる。このままずっと 起きねばいっきゃ」というのがあって、えのかがが分からないかもしれないが、うちの奥さんの意味である。起きねばいっきゃのいっきゃは、いいべなの意味で、いいべなの意味はいいだろうなあという希望と詠嘆の意味である。青森弁は簡単である。