最後の会議の一つ前
朝の会議は終わった。午後一の会議があり、それが終わればしばらく会議はない。会議嫌悪症というより会議恐怖症という段階に達しつつあるポキには、しばしの休息である。
職務上やるべき打ち上げの場所を威南記本店にした。飲み会はやめてランチにした。皆ほっとしているようである。つまり誰もやりたくないのだが、やらなくてはならない反省会なのである。打ち上げなどという言葉を使っているのは、自堕落で投げやりな表現にすぎない。反省したい。という意味での反省会ではないが、何度か危険な目にあった今回のある事柄を反省し、特定個人をつるしあげ、かつ、つるしあげられ、そしてタクシーで帰ってくるのである。職場に。
というわけで打ち上げも会議と変わらない、というポキの悲しい日常風景なのである。